歩行訓練事業


家から外への第一歩!


障害とは見えない事や聞こえない事ではありません。見えないから行きたい所へ行けない、やりたい事が出来ないという状態なのです。

 私たち特定非営利活動法人てのひらの視覚障害者歩行訓練事業は、他の障害と異なり、本来の機能を回復させる事よりも、訓練や補助具の使用によって代替機能(視覚以外の感覚)や保有している視覚を有効に活用し、今まで行っていた生活や行動を回復させる事に重点がおかれています。また、その支援については当事者への心理的配慮と共に、なるべく速やかに訓練を導入する事が望ましいと考えています。そしてこの訓練は、全盲の人だけでなく弱視(ロービジョン)の人にも非常に有効であり、その存在を広く知っていただくため、視覚障害リハビリテーションの専門指導者である歩行訓練士と共に活動を行っています。

 人間は感覚情報の80%以上を視覚から入手しています。そこで視覚以外の20%の感覚を100%に振り分ける訓練が必要となってきます。その訓練が真の意味でのリハビリテーションであると考えます。


訓練を利用できる対象者と回数について

 

対象者   豊橋市内在住の視覚障害1級・2級の身体障害者手帳を所持する方

訓練回数  歩行・生活訓練合わせて10回以内(1回2時間・事前の面談を含む)

利用料   無料 (公共交通機関を利用した訓練については、実費負担となります)

 


お申込み手順

 

1、まずはお電話ください     特定非営利活動法人てのひら

                 電話 0532-62-2523 担当 大石

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2、訓練を希望される方と面談をします

(アセスメント調査・ご本人の現在の状況や、訓練したい内容の確認をします)

 

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3、視覚障害生活訓練等指導者(歩行訓練士)と日時の都合を確認し、訓練を行います

・歩行訓練…白杖の使い方から訓練できます。目標の場所まで歩けるよう、道順を確認しながら訓練します。

・生活訓練…練習や工夫をすることで、日常必要となる行動を訓練します。